脳内での情報処理機構を調べるって...

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脳の内部は分解してみると,単に神経細胞が集まっただけでなく,様々な特徴を持った構造体によって構成されている.有名なところでは,海馬,扁桃体視床下部.で,このような部位から神経の活動を記録してみると,特定の刺激に応答したり,逆にその部位に微弱な電気で刺激をすると,特定の行動が見られたりする.このように,ある部位が特定の機能を有しているということは大体言えるが,前頭葉や側頭葉といった部位においては特定の機能ではなくて,様々な機能を有している.だから,記録される神経活動もかなり広範囲になる.それでみんながよく使う言葉として,”神経活動を記録すれば,目的としている応答は必ず見つかる.”とういのがある.僕も使ったことがある.でも,これ使ってしまうと,”脳内での情報処理機構を調べるって無理くない?”と思ってしまうのであります.
現在,私自身が研究に対して弱気になっているのでこのような発言をしてしまうのです.
申し訳ありません,ボス....