「かりんとう」と「芋けんぴ」

イメージ 1

私は宮崎出身である.

家の近くにはかりんとう工場があり,

祖母がよくかりんとうを買ってきてくれていた.

それが,コレ

しかしながら,,,

今住んでいる北九州でスーパーマーケットへ行き,

お菓子売り場でかりんとうを探してみる.

見つかるものの多くは「私の記憶に刷り込まれているかりんとう」ではない.

大体,コレが見つかる.

しかも,私にとってのかりんとうを発見したかと思うと

芋けんぴ」という名前がついている.

知人に相談してみると,

芋けんぴ」という名前がスタンダードらしい.

「あなたのかりんとう」は宮崎だけのローカルな呼称ではないかとの事.

「そんなはずは無い!」と自分に言い聞かせる.

まずは,「かりんとう」と「芋けんぴ」についてそれぞれYahoo!辞書で調べた.

かりんとう(花林糖):小麦粉に卵などを加えて練ったものを細長く切り、油で揚げて黒砂糖や白砂糖をまぶした菓子。
芋けんぴ:サツマイモを細く切り、油で揚げて煮つめた砂糖をからめた菓子。

          :
          :
          :

ほぼ,私の負けではないか!

大体,「けんぴ」ってどいういう意味なのだろうか.

「けんぴ」だけで調べてみてもは「県費」とか「建碑」といった見当違いの言葉ばかり...

          :
          :
          :

「逃げちゃ駄目だ!」


Wikipediaで調べてみる(かりんとう芋けんぴ

かりんとうかりんとうは、小麦粉を砂糖・水・イーストや、食塩、重曹などと共に練り合わせ、棒状に成形してつくった生地を植物油で揚げ、黒砂糖や白砂糖でつくった蜜でからめて乾燥させた駄菓子の一種である...
芋けんぴ:芋ケンピ(いも-)とは、サツマイモを原料とした一種のかりんとうであり、細長く切り揃えたサツマイモを油で揚げ、砂糖を絡めた菓子である...

結論:「私のかりんとう」は芋けんぴであるが,かりんとうの範疇である.かりんとうと言っても間違いではない.

Appendix: 「けんぴ」の当て字:堅干、健肥、犬皮